ミモザ?アカシア?流通時期などのお話

皆さま、黄色いフワフワしたお花を総じてミモザと呼んでおりますが、実際は色々な品種がございます。

「ミモザアカシア」「フサアカシア」「パールアカシア」「三画葉アカシア」「アカシア ブルーブッシュ」など。

ですので厳密に言うと、これらの黄色いフワフワしたお花を総じて呼ぶ際には、本当は「アカシア」と呼ぶべきなのでしょうが、何故か「ミモザ」と呼ばれております。なので花屋も一般的に通りが良いように「ミモザ」と呼んでいる次第でございます。

と書いておきながら、さらに厳密に言うと↑これも正しい説明ではないのですが、話が長くなってしまいますので、とりあえずはこのようにご理解しておいて戴いて・・・

切り花として「花が咲いた状態」でまず最初に流通するのがパールアカシアになります。
その次にミモザアカシアやフサアカシアなどが流通し始めます。
アカシアの流通期間は1月中旬~3月中旬くらいまでと短いのですが、その間に何種類かのアカシアが時期を変えて流通致します。
(その年の気候や輸入のアカシアの入荷時期などによっても少々異なる場合がございます)

という訳で、弊店でも「ミモザのリース」と呼んでおりますが、時期によって使用するアカシアの品種が異なります。
サンプル作成時は1月初旬なので、パールアカシアをメインに、まだ花の咲いていないゴールデンミモザ(アカシアオーレア)と三画葉アカシア、グニユーカリを使用してお作りしております。

皆さまのレッスンご参加の時期によっては使用できるアカシアの品種が変わって参りますが、どのアカシアも黄色のお花が付いたものをご用意しておりますのでご安心ください。

また、このお花がフワフワの状態は本当に短いです。仕入れて3日くらいでしょうか。
徐々に萎んでいきますが、萎んだ状態も綺麗で可愛いのがミモザの良いところ。
そしてドライになってからも長い間飾って戴くことができるのでこんなに人気があるのかと。

そしてさらに余談ですが、3月8日のミモザの日の頃には切り花のミモザの流通はかなり少なくなっております。
なので、ミモザの日を意識するのであれば、当日にミモザを飾るよりも少し前から飾っておいた方が良いかもです。